ATON AOYAMA | 「茶筒展」 ATON × KAIKADO
2022.11.22
年末に器や小物など、ATONの世界観に合ったアイテムをご紹介するATON青山店で開催の恒例イベント。
2022年は、京都で100年以上もの時代を超えて愛される美しい茶筒などを作ることで知られる開化堂とのお取組みでイベントを開催いたします。
100年先を眺める
京都の静かな小径にひっそりと佇む店先には、 100年以上愛用された茶筒などが堂々と並んでいます。その趣のある静かで力強い佇まいを目にすると、手にとった新品の茶筒が、これから世代を超えて日々昇華してゆくことが愉しみでなりません。タイムレスという言葉では表しきれないその美しさこそ、私たちがものづくりを行ううえで大切にしている考え方でもあります。
かの昔、茶屋が茶葉選定の際に茶農家の識別のために、それぞれの決められた色を茶筒の蓋に施したという漆の縁取りを、1875年からつづく開化堂の数々のアーカイブの中から拝見し、その経年変化したブリキと漆の色のコントラストに魅せられました。
今回は、 その縁取りを今シーズンのATONのキーカラーである3色で再現していただきました。新品の時にはポップな印象を、数年経つと全く違った趣を放つ、エイジングが楽しみな逸品です。
その他にも開化堂オリジナルの様々なアイテムもご用意いたします。
-開化堂
1875年英国より輸入されたブリキを用いて茶筒を作り始めた開化堂。それ以来「簡」にして美、「用」にして美をモットーに、140年過ぎた今も変わらぬ手法を守り続けている。時代のニーズに合わせ、パスタ缶や珈琲缶、ナッツ缶等を作りながらも茶筒という本質を見失うことなく、これから100年先までも作り続けている。また、開化堂が生み出すプロダクトは、毎日手のひらで筒全体を丁寧になでていくと、時を追うごとに色合いが変化し味のある光沢が出る。時間をかけて生み出される美しさ。
それは、使う人やその家族の歴史を物語っているようだ。
-開化堂略歴
明治8年 創業
2010年より パリMaison&Objet 出展
2011年より ミラノサローネ出展
2012年 ICFF(国際現代家具見本市) エディターズ・アワード(職人部門)受賞
2014年 ヴィクトリア&アルバート博物館 パーマネントコレクション
2015年 パリ装飾美術館、コペンハーゲン デザインミュージアム等のパーマネントコレクション選出
また今回は、縁取りの3色をそれぞれ胸元に”A”をフロッキーで施したイベントTシャツをお作りしました。
肉厚で透けのないオーバーサイズシルエットで、首元はフライスでしっかりとつまっており、きれいすぎず、カジュアルすぎず、どんなシーンでも活躍してくれるATONオリジナル天竺素材のロングスリーブTシャツです。
茶筒展 | SUPIMA AIR 12/- | OVERSIZED L/S T-SHIRT
¥19,800- (in tax)
SIZE | 02 / 04 / 06
COLOR | PINK / BLUE / WARM WHITE
茶筒展 | ATON × KAIKADO
11月23日(水) - 12月7日(水)
11:00 - 19:00 (月曜日定休※祝日を除く)
東京都港区北青山 3-6-27 TEL.03-6427-6335