VOL.11 | KYOTO BLACK DYE

2021.10.02



『 
KYOTO BLACK 』 京都の黒染

ATONでは、特別な黒色を表現する為、京都の伝統的な黒地だけを染める職人によって、黒染を行っています。

元々、古くは日本の僧侶の法服、武家の紋服として用いられており、明治に入って、現在のように礼服の羽織袴として、普及していた染め色です






日本の染色の歴史において、特筆すべき出来事といえば、飛鳥時代に中国の染色文化が伝来したこと、明治時代に至って、ヨーロッパの近代染色文化が伝来したことです。

 

中でも中国から伝来した染色文化の中で、特に黒染に大きく影響を与えました。






昔は、鉄分を多く含んだ天然の泥や、井戸水で媒染(色の固着)を行っていました。


その為、黒染をするにはタンニンを含有する植物で染色したものを、鉄分を多く含んだ泥や井戸水のある場所へ、持って行かないといけなかったらしいです。

現代でも八丈島、久米島、奄美大島などでは、染色をするのに、「ぬま」と呼ばれる鉄分を多く含んだ天然の泥田へ、持っていき媒染をしています。







黒染業の最盛期であった明治時代には、深味のある色を出す為に、何度も下染めを繰り返し、色を重ねていく必要がありました。

大量の染料を使い、多くの手間がかかった黒染めの生地は、非常に高価なものでした。

大正時代には、天然染料から合成染料に代わりましたが、現在でも染め工程では、染め職人の熟練の技と長年の経験が生み出す独自の勘を基に、染料の温度を微妙に変化させながら、数十回にもわたって生地を上下させて、染めを繰り返し、究極の黒を表現しています。







通常、真っ黒に染色し辛いコットンの裏毛素材を、京都の伝統的な黒染めにより、究極の漆黒『 KYOTO BLACK 』を、ATONのシグネチャーアイテムの裏毛スウェットとフーディーで表現しました。







KYOTO BLACK DYE URAKE | HOODIE
SIZE | 02 / 04 / 06
PRICE | 34,000yen + tax
MATERIAL | COTTON 100%
MADE IN JAPAN

KYOTO BLACK DYE URAKE | OVERSIZED PULLOVER
SIZE | 02 / 04 / 06
PRICE | 34,000yen + tax
MATERIAL | COTTON 100%
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